2020-12-03 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
近年、漁業法令に基づく適切な権限を有さない者による違法漁獲、いわゆる密漁が多発しているところでございまして、今先生からの御指摘がございました組織的な犯罪、いわゆる暴力団等による密漁という件数も増えてきているというふうに承知しております。 このような中で、本年十二月一日に施行された改正漁業法では、この生産段階における違法漁獲の防止について対応してきたということでございます。
近年、漁業法令に基づく適切な権限を有さない者による違法漁獲、いわゆる密漁が多発しているところでございまして、今先生からの御指摘がございました組織的な犯罪、いわゆる暴力団等による密漁という件数も増えてきているというふうに承知しております。 このような中で、本年十二月一日に施行された改正漁業法では、この生産段階における違法漁獲の防止について対応してきたということでございます。
今先生から示していただきましたとおり、近年、漁業法令に基づく適切な権限を有さない者による違法漁業が多発しておりまして、本年十二月一日に施行される改正漁業法の中で、生産段階における違法漁獲の防止に対応してきました。
先ほどの武部委員の質問と同じことになりますけれども、罰則の強化、これはとにかく抑止力を強化する、それから密漁船を来させない、このためには、現行の外国人漁業の規制に関する法律、それからEEZの漁業法令違反に対する担保金の引き上げ、これが必要であると思っております。
このようなこともございまして、中国側との間でぎりぎり交渉する中で、外務大臣書簡により、資源の維持を図るため、両国が協力関係にあるということを前提にいたしまして、互いに相手国に対して自国の漁業法令を適用しないこととしたものでございます。 一方、当該水域においても、資源の適切な保存、管理を図るという共通の立場に立って、日中漁業共同委員会で協議していくということになっているところでございます。
三番目は、「漁業法令違反に係る罰金等の額については、今後における社会経済事情の変動等に応じ適宜見直しを図ること。」 本当に見事な附帯決議じゃないかと私は思います。今もそのまま通用する。我々がつけた附帯決議、二十年後の私のように、引用してくれる人があればと思っているんですが。
ただ、要するに、漁業監督公務員ということでございますが、漁業監督公務員としては、適切な漁業取り締まりを行うためには、漁業法令や取り締まり関係の法令を熟知するとともに、漁業実態や漁業規則に十分知識を有することが求められているところでございまして、いわゆる、通算して一年以上漁業に関する法令の励行に関する事務に従事した経験がある者、また、通算して二年以上漁業に関する行政事務に従事した経験がある者、政令で必要
それからもう一点、まさにこの違反操業にあわせまして、罰則とあわせまして行政処分ということも実はあるわけでございますが、行政処分につきましては、私どもとしても、漁業法令違反防止、そしてまた漁業秩序の確保ということで、例えば漁船漁業なんかにおきまして、操業禁止区域内において操業したという場合の違法操業でございます。
○中須政府委員 私ども、漁業の法令を我が国の海域において行使をする、そういう権限を持っているわけでございまして、当然、漁船と思われる船が漁業法令違反等を疑わせる行為をしている場合には、洋上におきまして停船命令を発し、立入検査を行って、そういう容疑がないかどうか調べる、これは一義的に実施をする役割を持っているというふうに思っております。
北方四島周辺の操業につきましては、我が国漁業法令では原則として操業を許可しておりません。したがいまして、北方四島周辺水域でロシア側に拿捕されたものの多くはこの漁業法令の措置に違反する疑いというのが非常に強うございます。したがいまして、帰還後、事情を聴取いたしまして、適切に措置しているというところでございます。
○説明員(窪田武君) 釣り舟の安全確保対策につきましては、安全対策そのものといいますよりも、むしろ遊漁と漁業との間の調整の観点なりあるいは水産資源の保護培養の観点から、水産庁といたしましても、まず釣り人なりの遊漁者そのものに対する対策といたしましては、全国団体の釣り団体を通じまして関係漁業法令の周知徹底なり釣りマナーの指導、これにあわせまして、安全対策なり救助への対応というものを含めましたパンフレット
一、沿岸漁場における密漁の増大傾向に対処するため、一般国民に対して、水産資源涵養についての精神の醸成と漁業法令の周知徹底を図るよう努めるとともに、漁業者自らも法令等の遵守を一層励行するよう漁協系統組織を通じて強力に指導すること。
○松浦政府委員 御指摘のように、近年の密漁等の漁業法令違反事件はきわめて悪質な例もあるわけでございまして、被害金額も非常に多額に上っている現状でございます。したがって、今回罰金の引き上げを行ったわけでございますが、それだけではなくて、漁船の没収のように犯人にとって相当重い処分に当たるようなことも運用として行っていくべきであるというふうに私どもは理解しておるわけでございます。
記 一 沿岸漁場における密漁発生の増大に対処し、国民に対する水産資源涵養についての理解と協力を深め、また、漁業法令の周知徹底を図るとともに、漁業者自らの法令遵守精神が醸成、高揚されるよう積極的に指導すること。 二 最近の内外における漁業規制の強化及び密漁の現状に対処し、指導・取締り体制を整備充実するとともに、特に組織的、広域的密漁の防止対策を早急に確立すること。
○今村政府委員 遊漁者に対します漁業法令の周知徹底を図りまして、漁場利用に関して遊漁者のモラルの向上を図ることは、御指摘のとおりきわめて肝要なことであります。このために水産庁としましては、遊漁団体に対する指導、助成を行って、その健全な育成を図っているところでございます。また、都道府県に対しましても、遊漁者団体の育成に努めるよう指導をいたしておるところでございます。
それから、御承知のとおり、指定漁業の許可等をいたします場合には、漁業法令の違反ということは許可を与える場合の適格性の要件でカウントすることにいたしております。したがいまして、違反がある程度重なったような方々につきましては、場合によりましては、従来指定漁業の許可を持っている者でも次の更新の機会に許可を与えないというようなことも実際はあるわけでございます。
政府は、強行出漁の場合には、「漁業法令に基づき必要な取り締まりを実施し、また、さきに決定した救済金の交付も取りやめざるを得ない」との強い姿勢を示したという報道もありますが、真実でありましょうか。 また、ニシン漁業者、ニシン加工業者の救済措置とともに、特に転換漁業についての見通しをお伺いしたいのであります。
○参考人(二見俊男君) まず、漁業者自身の損害につきまして、これは法律的には水産庁、いわゆる農林省水産庁の漁業法令の一環の中に漁業災害補償法というのがあるわけです。
どもといたしましては、御指摘のように、従来の漁業法関係におきましても必ずしも十分な取り締まり体制がございませんために、個々の漁業者の行為につきまして、それを許可の一斉更新の際にただ件数であらわしました場合には、どうも実質的な公平、不公平の関係が出てくるという問題が一つと、従来必ずしもそれについて的確な措置ができておりませんために、一斉更新に際して卒然といたしますことが必ずしも適当でないという判断に基づきまして、漁業法令
そういうことで、あとに残りましたのは、漁業法令違反と労働法令違反それぞれにつきまして数犯を重ねておる者があるわけでございます。そこで、先ほど申しましたように、ある線を引きまして、それらの者につきましては、今後——つまり今回の一斉更新でそれが帳消しになるのではなくて、さらに犯を重ねれば残念ながら許可を取り消さざるを得ない、そういう解除条件付で許可の更新をしようという措置をとったわけであります。
したがいまして、実際の処分におきましても、それぞれの関係法規においてしかるべき処分があった場合に、漁業法令を順守する精神を著しく欠くというふうな認定がありました場合には、これは当然、漁業の一斉更新その他の場合にはしかるべき処分をしなければならない、われわれかように考えております。
漁業法令等に違反する悪質な違反者に対して認許可をしない、あるいはまた認許可後においてはこれを取り消すということは、きわめて当然のことであります。附帯決議の御趣旨を尊重して、さらに厳重に運営をして参りたいと存ずる次第であります。 また、漁業調整審議会の委員に漁業従事者を多く加えるようにという御趣旨でありますが、これまた全くそのとおりであります。
船団を組んでお互いに通報しながら、巡視船をよけながら漁業法令を犯して密漁をしておる、そういう話がある。それにもかかわらず、人員が足りませんからというようなことであっては、密漁なりあるいは法令違反を防ぐ巡視船の体制はほとんどできていないと私は見る。
今のいろいろな御答弁を聞いておっても、中途半端ですけれども、これは予算の関係その他もありますけれども、十分にこの漁業法令違反について、密出国その他の違反ばかりに力を注がずに、まるで自衛隊の仲間みたいなことをやっていないで、国内の治安維持のためにやっていただきたい、こうお願いいたしておきます。
○永野説明員 それは個々の事例に当つてみないと、実は問題がはつきりしないのでございますが、私どもとしては、特に悪質な違反が相当数多く繰返されておつて、この人は漁業法令を遵守するという精神に欠けておるということに相なりますれば、これは許可を差控えたい、こう思つております。
○永野説明員 先ほどお答えいたしましたように、そういう問題は、漁業法令を遵守するという精神に欠けておるというようなものについては、許可を出さないつもりでおるわけでございまして、そういうような考慮を払つて参りたい、こういうふうに考えております。